【ジフテリアのおはなし】
ジフテリアは、国内ではほとんど発症をみていませんが、予防接種が一時期行われなくなった結果、流行がおこった国もあり、ジフテリアそのものがなくなったわけではありません。かかると重い病気で、呼吸困難をおこし命を落とすこともあります。心臓や神経がおかされ心臓麻痺や神経麻痺をおこすことがあり、大変危険です。ワクチンで予防できます。

【破傷風のおはなし】
破傷風は、ケガをしたときに傷口から破傷風菌が入っておこる病気です。傷口が小さくても感染の危険性はあります。東日本大震災のときには、被災者の方で破傷風にかかられた方もいました。破傷風菌の出す毒素は、神経麻痺、筋肉の激しいけいれんや呼吸困難などをひきおこします。発病した場合は、死亡率が高い病気で、予防はワクチン接種が最も有効です。早めに予防接種を受けて免疫をつけることが大切です。

【百日咳のおはなし】
百日せきは百日せき菌の飛沫感染でうつります。普通のかぜのような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、小児の典型例では、顔をまっ赤にして連続的にせきこむようになります。熱はあまり出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、けいれんがおこることがあります。また、肺炎や脳症などの重い合併症をおこし、命をおとすこともあります。大人の症状は長引くせき程度ですが、乳幼児への感染源になることがあるので注意が必要です。

【ポリオのおはなし】
ポリオはポリオウイルスによって四肢に麻痺がおきる病気です。子どもがかかることが多く、かつては「小児まひ」とも呼ばれていましたが、実際には成人でもかかる可能性があります。わが国ではワクチンの高い接種率により自然感染による患者発生はありません。しかし、一部の国では今でもポリオの流行があり、このウイルスがいつ国内に入ってくるかわかりません。また、それらの国々に出かける時に抗体がないと感染する危険があります。そのため、現在でもポリオワクチンによる予防は欠かせません。

【インフルエンザ菌 b 型(ヒブ)のおはなし】
インフルエンザ菌 b 型(ヒブ)はヒトからヒトに飛沫感染します。感染すると中耳炎や肺炎をおこすことがあり、まれに脳と脊髄を包む膜に炎症(髄膜炎)をおこすことがあります。
ヒブワクチン導入以前は、日本ではヒブによる髄膜炎は一年間に 400 人くらいが発症し、そのうち約 25%に永続的後遺症が残り、約 5%が死亡すると考えられていました。
しかし、ヒブワクチンの導入によりヒブ髄膜炎の発症率は公費助成前 3年間と比べて大幅に減少したと報告されています。
診断・治療が非常に難しい感染症ですが、ワクチン接種で予防することが可能です。( 一般社団法人日本ワクチン産業協会「よぼうせっしゅのはなし」より
(一般社団法人日本ワクチン産業協会「よぼうせっしゅのはなし」より)


【対象者】
生後2か月から7歳5か月(7歳6か月の誕生日の2日前)までのお子さん
【接種回数】
4回(初回接種3回+追加接種1回)
【接種間隔】
●第1期初回
20日以上(標準的には20~56日)の間隔を空けて3回接種
●第1期追加
3回目接種後6か月以上の間隔を空けて(標準的には初回免疫終了後12か月~18か月の間に)1回接種

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